イオンカードのリボ払いは月々2,000円(Sコース)から
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イオンカードのショッピングリボ払いに、月々2,000円からのSコースが加わりました。
月々2,000円からのSコースが加わる前は、月々5,000円からのAコースが一番少ない金額の支払いコースだったため、大きく月々の支払い額が引き下げられたことになります。
以下で、新リボ低額支払いコース(Sコース)について紹介します。
また、イオンカードのリボ払いの手数料(利息)の計算方法(元金定額の残高スライド方式)についても、紹介します。
イオンカードのショッピングリボ払いの情報をお求めの方の参考になれば幸いです。
イオンカードのショッピングリボ払いに月々2,000円(Sコース)が新設
私が持っているイオンカード利用案内のショッピングリボ払い規定表です。Sコース新設前のものです。
従来は、月々の最低の支払いが、5,000円からのAコース、7,500円からのBコース、10,000円からのCコースの3つのコースでした。
ここに、2016年2月より、新しく月々2,000円からのSコースが加わりました。
*画像はSコース新設時のものです(その後、申し込み画面のデザインが変更されています)
上にある画像は、公式ホームページからイオンカードの申し込みの際、リボ払いコースを選択する画面になります。新しくSコースが追加されています。
会員規約の改定
リボ払いにSコースが加わったことにより、会員規約も改定されています。改定後の規約は、イオンカード公式ホームページ(暮らしのマネーサイト)で確認できます。
ショッピングリボ払い規定表にSコースが追加されました。
ご覧のように、Sコースは、利用残高により、下記の支払いになります。
- 残高100,000円まで・・・月々2,000円
- 残高100,001円から200,000円まで・・・月々5,000円
- 残高200,001円から500,000円まで・・・月々10,000円
- 残高500,001円以上・・・月々15,000円
既存のA、B、Cコースは、利用残高を9区分に分けて対応する支払い額が決められていましたが、新しく追加されたSコースでは、利用残高を4区分に分けて支払い額が決まります。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
リボ払いの手数料(利息)の計算方法(返済方法)について
リボ払いの手数料(利息)の計算方法には、いくつかの種類があります。
イオンカードのショッピングリボ払いで採用している計算方法は、元金定額の残高スライド方式になります。
*元金定額の残高スライド方式のイメージ図(イオンカードのショッピングリボ払い)
なお、イオンカードのキャッシングリボ払いは、元利定額の残高スライド方式のため、ショッピングリボ払いとは計算方法が違います。
計算方法の違いなどを紹介します。
元金方式
- 元金方式・・・毎月の返済する元金に手数料(利息)を加えて支払う方式
- 元利方式・・・毎月の返済する支払い額に手数料(利息)が含まれる方式
イオンカードは元金方式です。
元金方式と元利方式の違いは、支払いコースで示される支払い額に、手数料(利息)が含まれているかどうかになります。
リボ払いSコースは、毎月の支払いが2,000円からとなっていますが、元金方式を採用しているため、実際には、2,000円に加えて、手数料(利息)を支払う必要があります。
仮に、元利方式を採用していれば、2,000円のなかに、手数料(利息)も含まれるため、毎月の支払い額も2,000円になります。
元金方式では、月々の支払い額は、手数料(利息)が別に計算されるため多くなります。しかし、手数料の支払い総額が少なく、支払いが早く完了するメリットもあります。
定額方式
- 定額方式・・・毎月の支払い額は、一定の金額になります
- 定率方式・・・毎月の支払い額は、利用残高に一定の率をかけた金額になります
イオンカードは、定額方式です。
元金定額方式の支払いのイメージ図
イオンカードのリボ払いが、元金方式、かつ、定額方式を採用していることを紹介しました。
イオンカードが採用している元金定額方式の支払いのイメージ図は、以下のようになります。実際には、さらに、残高スライド方式が加わります(後述)。
元金(ショッピング利用金額)を、毎月、一定額、支払います。ショッピング利用金額に加えて、手数料(利息)も支払います。
利用残高は、支払い期間の経過により、減っていきますので、手数料(利息)の金額は、最初は大きく、最後は小さくなります。
さらに、イオンカードは、残高スライド方式も採用していますので、次に紹介します。
残高スライド方式
残高スライド方式とは、毎月の支払い額が、利用残高によりスライドする(変わる)方式です。
イオンカードのリボ払いのSコースは、先ほど紹介したように、下記のような残高スライド方式を採用しています。他のコースも支払い金額が違いますが、残高スライド方式になります。
手数料(利息)の計算方法(まとめ)
イオンカードのリボ払いは、下記の方式を採用しています。
- 元金方式
- 定額方式
- 残高スライド方式
イオンカードのリボ払いの支払いのイメージ図は、下記のようになります。
イオンカードの会員規約に、毎月の返済金額の計算例が記載されています。実際の数字を使った計算例は、会員規約を参照ください。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
リボ払い手数料も含めた支払い総額(シミュレーション)
イオンカード公式ホームページ(暮らしのマネーサイト)にあるショッピングリボ払いの支払い総額と支払い回数を紹介します。
下記の手数料は、利用残高に実質年率15.0%を乗じて計算されます。
*手数料は金融情勢などにより変更される場合があります。
リボ払い各コースで、10万円のショッピングをした場合のシミュレーションになります。
Sコース
(月々2,000円+手数料) × 支払い回数 50回 = 支払い総額 13万1,570円
Aコース
(月々5,000円+手数料) × 支払い回数 20回 = 支払い総額 11万2,815円
Bコース
(月々7,500円+手数料) × 支払い回数 14回 = 支払い総額 10万8,659円
Cコース
(月々10,000円+手数料) × 支払い回数 10回 = 支払い総額 10万6,570円
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
繰り上げ返済について
新しく加わったSコースの50回払い(50カ月払い)の支払い総額について、紹介しました。
Sコースは、月々の支払い額は少ないですが、長期にわたり返済が続きます。どこかで繰り上げ返済をしないと、残高がいつまでも減らないということになりそうです。
リボ払いお支払い額増額サービス
「リボ払いお支払い額増額サービス」とは、繰り上げ返済ができるサービスです。全額を一括返済することもできます。
「リボ払いお支払い額増額サービス」は、イオンカード会員用ホームページの「MyPage」から利用できます。
余裕があるときに、繰り上げ返済することにより、支払い手数料を減らすことができます。
なお、「MyPage」では、現在のリボ払いコースの確認、コースの変更もできます。
ATMリボ払い返済サービス
ショッピングリボ払いの利用残高は、ATMからも返済ができます。多くの銀行やコンビニのATMが利用でき、1,000円単位から返済が可能です。
また、どのATMから返済してもATM利用手数料は無料です。
なお、キャッシングリボ払いの利用残高をATMから返済する場合は、ATMによっては利用手数料が必要です。
イオンカードのキャッシングについては、イオンカードのキャッシングは総量規制の対象外です で、紹介していますので、よろしければ参照ください。
分割払い手数料の無料キャンペーンを確認ください
イオンカードでは、分割払い時の手数料無料キャンペーンを実施している場合があります。
このポスターは、イオン店舗でみかけたものです。
3回払い、6回払い、10回払い、15回払い、20回払いの分割払い手数料が無料になっています。
*2回払いは通常時より手数料無料のため、ポスターに表示されていません。
このキャンペーンでは、長期の20回払いまで、手数料が無料です。
購入金額が、10,000円以上、かつ、月々の支払いが3,000円以上という条件がありますが、長期の支払いを検討されている方には、お得なキャンペーンです。
このような分割払いのキャンペーン時に、リボ払いを選択して手数料を払うのは、もったいないように思います。
リボ払いで購入する前に、分割払い手数料無料キャンペーンを確認ください。
イオンカードを申し込まれる方へ
イオンカードをインターネットから申し込む際に、「ショッピングリボ払いでのお支払い方法」は、最初からSコースが選択されています。
Sコース以外のコースを希望される方は、上記の画面で変更ください。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)より、特典の多いイオンカードセレクトも、おすすめです。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカードセレクト
イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いも、参考にしてください。
どちらのイオンカードもインターネットからの申し込み限定で、入会キャンペーン中です。
他の種類のイオンカードについても紹介しています。
イオンカードのショッピングリボ払いについての情報をお求めの方の参考になれば幸いです。