イオン銀行のカードローンはイオンカードと同時に作れます
イオン銀行の発行するイオンカードセレクト(クレジットカード)を利用しています。
利用中のイオンカードセレクトです
イオンカードセレクトには、買い物ができるショッピング枠の他に、借り入れができるキャッシング枠があります。
*キャッシング枠は0万円の場合もあります(審査で決定されます)
イオンカードセレクトを含むイオンカードは、キャッシング枠を使った借り入れができますが、イオン銀行のカードローンと比べて、金利などの条件がよくありません(後述)。
イオンカードセレクトを申し込む際に、イオン銀行のカードローンの申し込みも同時にできるため、キャッシングを利用される方は、カードローンも検討されてみてはいかかでしょうか。
以下で、イオンカードのキャッシングとイオン銀行のカードローンの比較などを紹介しています。
イオンカードを作られる方、イオン銀行のカードローンを検討されている方の参考になれば幸いです。
<追記>
以下で、イオン銀行のカードローンBIG(2017年に新規申し込みが終了)について紹介しています。
その後、イオン銀行カードローンが、新しいカードローンとして、サービス開始されています(詳細は、イオン銀行の公式ホームページで確認ください)。
イオン銀行のカードローンBIGとは
イオン銀行は、イオングループが経営する銀行です。イオン店舗(イオンモール)などで、イオン銀行の支店をみかける方も多いのではないでしょうか。
なお、イオンカードの発行元もイオン銀行になります。
イオンカードの裏面です。発行元に「イオン銀行」とあります。
このため、イオン銀行のカードローンおよびイオンカードのキャッシングは、同じイオン銀行からの借り入れになります(後述)。
イオン銀行のカードローンBIG
イオン銀行では、住宅ローンや教育ローンなど、様々なローンを扱っています。
カードローンBIGのカードです
その中で、使い道が原則自由なカードローンが、「カードローンBIG」になります。
「カードローンBIG」の主な特徴は、以下のとおりです。
・資金の使い道・・・原則、自由(事業に使うことは除く)
・借入限度額・・・30万円~800万円(専業主婦の方は50万円まで)
・金利(利率)・・・3.8%~13.8%(借入限度額に応じて変わります)
・収入証明書・・・借入限度額300万円までは不要(事業をされている方は必要)
・備考・・・イオンカードセレクト(クレジットカード)作成時に同時申し込みが可能
「カードローンBIG」は、イオン銀行による銀行系のカードローンです。
銀行系のカードローンは、一般的に、金利が低く設定されていて、「カードローンBIG」も、借入限度額が700万円または800万円の方は、3.8%の低い金利になります(後述)。
*借入限度額が700万円、800万円の方は、10万円といった少額の借入でも3.8%の金利が適用されます
消費者金融系のカードローン、クレジットカードのキャッシングでは、利息制限法の上限の金利が適用されることが多いため、カードローンBIGは、金利の面でお得です。
カードローンBIGの申し込み方法など
新規に、イオン銀行に口座を開設し、カードローンBIG、イオンカードセレクト(クレジットカード)を利用される方向けに、申し込み方法などを紹介します。
なお、イオンカードセレクトを作らずに、カードローンBIGを利用することもできますが、イオンカードセレクトには、給与振込でWAONポイントが付与されるなどの特典があります。
イオンカードセレクトです(ミッキーマウス デザインもあります)
また、イオン銀行のキャッシュカードの扱いは、以下のようになっています。
- イオンカードセレクトを作成・・・イオンカードセレクトがキャッシュカードになります
- イオンカードセレクトを未作成・・・イオン銀行キャッシュカードが発行されます
イオン銀行キャッシュカードです
上の画像は、イオン銀行キャッシュカード(イオンバンクカード)です。
イオンカードセレクトを作成した場合、イオンカードセレクトにキャッシュカードの機能がついているため、イオン銀行キャッシュカードは発行されません。
イオンカードセレクトについては、よろしければ、イオンカードセレクトの特徴と活用法を、参照ください。
以下では、カードローンBIGの申し込み方法を中心に紹介します。
申し込みができる方
カードローンBIGは、申し込み時の年齢が20歳以上、65歳未満の方が、申し込めます。ただし、学生の方は、年齢の条件を満たしても申し込めません。
専業主婦の方、パート、アルバイトの方、自営業の方は、申し込めます。
イオンカードセレクトとは、申し込みができる方の範囲が違います(後述)。
申し込み方法など
「カードローンBIG」を利用するためには、イオン銀行に、普通預金口座が必要です。
また、イオン銀行に口座を作る際は、以下の組み合わせが選べます。
- イオン銀行の口座のみを申し込む
- イオン銀行の口座に加えて、カードローンBIGも申し込む
- イオン銀行の口座に加えて、イオンカードセレクトも申し込む
- イオン銀行の口座に加えて、カードローンBIGとイオンカードセレクトを申し込む
上の画像は、手書き用のイオンカードセレクト申込書に添付されている公式な記入例です。
「本申込書にてイオン銀行カードローンBIGの同時申込みができます。」と書かれています。
一度に、イオン銀行口座開設、イオンカードセレクト、カードローンBIGの3つの申し込みができます。
インターネットからの同時申し込みについて
手書き用の申込書では、イオン銀行口座開設、イオンカードセレクト、カードローンBIGの3つの申し込みが同時にできました。
インターネットからの申し込みでは、少し違いがあります。
イオンカードの公式ホームページ(暮らしのマネーサイト)から、イオンカードセレクトを申し込むことにより、イオン銀行口座とイオンカードセレクトが申し込まれます。
しかし、カードローンBIGについては、同時に申し込みができません。カードローンBIGについては、別途、イオン銀行の公式ホームページから申し込みが必要になります。
イオンカードセレクトの申し込み後であれば、イオンカードセレクト発行前であっても、カードローンBIGの申し込みができます。
カードローンBIGを申し込むと、イオン銀行より連絡があり、その際、「イオンカードセレクトを申し込み中である」と回答することで手続きが問題なく進みます。
*イオン銀行のコールセンターに確認しました
少し面倒な手続きになりますが、上記の方法により、早くカードローンBIGを利用することができます。
なお、イオンカードセレクトの入会キャンペーンは、イオン銀行などの店頭での申し込みより、インターネットからの申し込みがお得です。
よろしければ、イオンカードの店頭申し込みキャンペーンは、お得ではありませんも、参照ください。
申し込みから借り入れができるまでの期間
イオン銀行口座をお持ちでない方が、カードローンBIGの申し込みをした場合、利用できるまで、最短でも4、5日程度かかります(イオン銀行公式ホームページより)。
イオン銀行の店頭での申し込みでも、4、5日程度かかります。
なお、イオンカードセレクトは、申し込みから10日程度で、郵送されてきます。よろしければ、イオンカードの申し込みから届くまで(発行日数を日付つきで紹介)も、参照ください。
借入をしない方にも、自動融資はおすすめできます(参考)
借入をしない方でも、カードローンBIGが、おすすめできる理由として、自動融資機能があります。
自動融資とは、イオン銀行口座が引き落とし口座になっている請求があり、残高が不足していたときに、カードローンBIGが、代わりに支払ってくれる機能です。
勘違いなどで、預金口座が残高不足になっている場合に、不足分が自動で融資されるため、意図しない延滞などを避けることができます。
*自動融資機能は、希望により使わないこともできます
イオンカードのキャッシングとカードローンBIGの違い
イオンカードセレクトを含むイオンカードのキャッシングとカードローンBIGを比較しました。
イオンカードセレクトと他のイオンカードの比較については、よろしければ、イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いを、参照ください。
キャッシングについては、イオンカードセレクトと他のイオンカードで、条件などに違いはありません。
借入方法 | イオンカードの キャッシング |
カードローンBIG |
---|---|---|
借入先 | イオン銀行 |
イオン銀行 |
年齢制限 | 18歳以上 (ただし高校生の方は不可×) |
20歳以上65歳未満 (ただし学生の方は不可×) |
職業など | 専業主婦の方は可 〇 パート、アルバイトの方は可〇 自営業の方は可 〇 |
専業主婦の方は可 〇 パート、アルバイトの方は可〇 自営業の方は可 〇 |
イオン銀行の口座が必要か | 原則として不要 *イオンカードセレクトは必要 |
必要 |
借入限度額 (貸越極度額) |
発行時50万円まで *90万円まで増額可能 |
800万円まで *専業主婦の方は50万円まで |
金利 | ほぼ18.0% | 3.8%~13.8% (借入限度額によって決定) |
所得証明 (収入の確認できるもの) |
原則として不要 | 借入限度額300万円以下は不要 *事業を営む方は除く |
申し込みができる方
カードローンBIGは、イオンカードのキャッシングよりも、年齢などの条件で、申し込みができる方が限定されています。
しかし、専業主婦の方、パート、アルバイトの方、自営業の方は申し込みができるため、職業に関する制限は厳しくありません。
イオン銀行の口座
カードローンBIGは、イオン銀行に口座をお持ちの方のみが、利用できます。イオン銀行に口座を作らずに利用することはできません。
一方、イオンカード(クレジットカード)の作成に、イオン銀行口座は不要のため、イオンカードのキャッシングも、イオン銀行口座は不要です。
イオンカードセレクトです
ただし、イオンカードセレクトのみ、イオン銀行に口座が必要なイオンカードのため、イオンカードセレクトのキャッシングには、イオン銀行口座が必要です。
イオンカードとイオン銀行の関係については、よろしければ、イオンカードの引き落としはイオン銀行以外にしていますを、参照ください。
借入限度額(貸越極度額)
カードローンBIGの借入限度額は、30~800万円と大きな金額になっています。なお、ご自身に収入のない専業主婦の方などは、50万円までが限度になります。
一方で、イオンカードのキャッシング枠は、カード発行時、50万円を上限として決定されます(ただし、利用状況などにより90万円まで増額可能)。
なお、イオンカードのキャッシング枠は、カード申し込み時の審査により自動的に付与され、金額の希望などはできません(キャッシング枠は付与されない場合もあります)。
イオンカードのキャッシング枠については、イオンカードのショッピング枠、キャッシング枠の上限についてを、よろしければ、参照ください。
金利
カードローンBIGの金利は、借入限度額に応じて決まり、イオンカードのキャッシングよりも低く設定されています。
借入限度額が、700または800万円の方であれば、借入金額に関係なく、3.8%の金利が適用されます(少額の借入でも3.8%が適用されます)。
最も金利の高い13.8%(借入限度額90万円まで)であっても、イオンカードのキャッシングより、低い金利になります(後述)。
このため、イオンカードセレクトで、キャッシングを利用される方であれば、カードローンBIGを申し込むことで、支払う金利を少なくできます。
イオンカードのキャッシングの金利
イオンカードのキャッシングの金利は、7.8%~18.0%で決定されます(公式ホームページより)。
しかし、実際には、利息制限法の上限の18.0%が適用されます。また、イオンカードに限らず、クレジットカードのキャッシングは、ほとんどの場合、18.0%に近い金利になります。
上の画像は、イオンカードセレクトが発行されたときに送られてきた書類の一部です。キャッシングの金利が18.0%に決定されたことが通知されています。
家族が持っているイオンカードも、キャッシングの金利は18.0%です。
18.0%よりも低い金利が適用される場合は、イオンゴールドカードでキャッシング枠が多額に設定されるといった状況と思われます。
所得証明(収入の確認できるもの)
カードローンBIGは、借入限度額300万円までは、原則として所得証明が不要です。例外として、個人事業主の方、法人代表者の方は、借入限度額と関係なく、所得証明の提示が必要です。
イオンカードのキャッシングについては、所得証明を求められることは、ほとんどないと思われます。ただし、キャッシング枠の増額を申請した場合などに、求められる可能性はあります。
以上が、イオンカードのキャッシングとカードローンBIGの主な違いになります。
最後に
イオン銀行のカードローンBIG、イオンカードのキャッシングなどについて、紹介しました。
インターネットからイオンカードセレクトを申し込むことで、イオン銀行に口座が開設され、入会キャンペーンも適用されます(店頭の申し込みキャンペーンよりお得です)。
よろしければ、お得なイオン銀行の口座開設方法も、参照ください。
イオンカードを作られる方、イオン銀行のカードローンを検討されている方の参考になれば幸いです。