楽天カードよりもイオンカードの方がお得な場合について
イオンカードと楽天カードを利用しています。
利用中のイオンカード(WAON一体型)と楽天カードです
イオンカード、楽天カードともに、日本を代表する会員数の多いクレジットカードです。
また、楽天カードは、ここ数年、サービス産業生産性協議会の発表する日本版顧客満足度指数で、顧客満足度が上位になっています。
多くの場面で、楽天カードの方が、ポイントの還元ではメリットがあるといえますが、イオンカードを使った方が、お得な場合もあります。
楽天カードよりもイオンカードの方がお得な場合について紹介します。また、両者の比較もしています。
イオンカード、楽天カードを利用中の方、これから作成される方の参考になれば幸いです。
イオンカードと楽天カードの比較
イオンカードは、多くの種類があるため、代表的なイオンカードといえるイオンカード(WAON一体型)と楽天カード(一般カード)を比較しました。
カードの種類 | イオンカード(WAON一体型) |
楽天カード |
---|---|---|
発行元 | イオン銀行 | 楽天カード |
国際ブランド | VISA MasterCard JCB |
VISA MasterCard JCB |
デザイン | ディズニー・デザインあり | ディズニー・デザインあり |
年会費 | 無料 | 無料 |
貯まるポイント | WAON POINT | 楽天ポイント |
基本の還元率 | 0.5%(200円(税込)で1ポイント) | 1.0%(100円(税抜)で1ポイント) |
電子マネー機能 | WAON | Edy |
ETCカード | 年会費無料で利用可能 | 年会費550円(税込)が必要 |
家族カード | 年会費無料で3枚まで | 年会費無料で5枚まで |
主な特典 | イオン店舗での割引など | 楽天市場でのポイント割増など |
ついている保険 (カード盗難保険は除く) |
ショッピングセーフティ保険 | 海外旅行傷害保険 |
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ 楽天カード
主な違いは、以下のとおりです。
イオンカードは発行元が銀行
イオンカードは、銀行本体(イオン銀行)が発行する珍しいクレジットカードです。
銀行は、貸金業者ではないため、貸金業法の総量規制の対象外になり、キャッシング枠に対する法律の規制がありません。
よろしければ、イオンカードのキャッシングは総量規制の対象外です も、参照ください。
楽天カードは、総量規制の対象のため、収入のない方(専業主婦の方など)に、キャッシング枠は付与されません。
デザイン
イオンカード(WAON一体型)には、通常のデザインに加えて、ミッキーマウス デザインが用意されています。
(参考)イオンカードセレクトにも、ミッキーマウス デザインが用意されています
イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)です
ミッキーマウス デザインのカードの特典や機能は、通常デザインと同じです。
楽天カードのFCバルセロナデザインです
楽天カードには、通常のデザインの他に、FCバルセロナデザインなど、いくつかのデザインが用意されています。
追記 イオンカード(ミニオンズ)
ミニオンズのデザインのイオンカードが、2017年7月から、発行開始されています。
イオンカード(ミニオンズ)です
よろしければ、イオンカード(ミニオンズ)の特徴(他のイオンカードとの違いなど)も、参照ください。
イオンカード(ミニオンズ)は、イオンカード(WAON一体型)とは、別の種類のカードで、機能や特典に違いがあります。
詳細は、公式ホームページで確認ください ⇒ イオンカード(ミニオンズ)
追記 楽天カード(ディズニー・デザイン)
ディズニー・デザインの楽天カードが、2018年2月から、発行開始されています。
楽天カード(ディズニー・デザイン)です
詳細は、公式ホームページで確認ください ⇒ 楽天カード
貯まるポイントと還元率
- イオンカード・・・WAON POINT(基本の還元率0.5%)
- 楽天カード・・・楽天ポイント(基本の還元率1.0%)
イオンカードはイオン店舗での利用、楽天カードは楽天市場での利用で、さらに還元率が高くなります。
ポイントの基本の還元率については、楽天カードの方が、お得感があります。
電子マネー
イオンカードの電子マネーはWAON、楽天カードは楽天Edyです。
どちらも、多くの場所で使える電子マネーですが、WAONの方が多く利用されています(WAONは利用金額において、日本で1位の電子マネーです)。
ETCカード
ETCカードは、どちらのカードも追加で発行できますが、イオンカードの年会費無料に対して、楽天カードは年会費550円(税込)が必要です。
よろしければ、イオンカードのETCカードは発行手数料、年会費が無料ですも、参照ください(ETCカードの即日発行の方法などを紹介しています)。
家族カード
どちらのカードも、年会費無料で、家族カードが利用できます。
発行できる枚数は、イオンカードが3枚まで、楽天カードは5枚までになっています。
イオンカードの家族カードについては、よろしければ、イオンカードの家族カードについて知っておきたいことも、参照ください。
ついている保険
クレジットカードには、カード盗難時の保険がついているのが、一般的です。カード盗難保険は、イオンカード、楽天カードともについています。
盗難保険に加えて、以下の保険がついています。
- イオンカード・・・ショッピングセーフティ保険
- 楽天カード・・・海外旅行傷害保険
イオンカードは、年会費無料のクレジットカードには珍しい購入品の破損などに対する補償がついています。
購入日から180日以内に起きた偶然の事故による損害が補償されます。
よろしければ、イオンカードは年会費無料ですが、すごい保険、補償つきですも、参照ください。
楽天カードは、購入品に対する保険はついていませんが、海外旅行傷害保険がついています(利用付帯のため、楽天カードで支払い時のみ、保険が適用されます)。
イオンSuicaカードは海外旅行傷害保険つきです
イオンカードにJR東日本のSuicaがついたイオンSuicaカードであれば、海外旅行傷害保険がついています(カード利用が不要な自動付帯です)。
イオンSuicaカードです
なお、イオンSuicaカードは、他のイオンカードと同じで、年会費無料です。
よろしければ、イオンSuicaカードを使って感じるメリットとデメリットも、参照ください。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ 楽天カード
楽天カードよりもイオンカードの方がお得な場合
イオン系列の店舗以外での利用では、ポイントの還元だけを考えると、ほとんどの場合、楽天カードの方が、お得といえます。
詳しくは、お手数ですが、公式ホームページで確認ください ⇒ 楽天カード
では、イオン店舗においては、どうなのでしょうか。
以下では、イオンカードと楽天カードで、イオン店舗で買い物をした場合のポイントの還元について、お得さを比較しています。
2016年6月より、イオングループのWAON POINTカードが開始されています。この影響で、イオンカードのポイントの貯まり方などが変更されています。
WAON POINTカードです
イオンカードには、WAON POINTカードの機能がついています。
2020年3月までは、WAON POINTカード(またはイオンカード)を提示して、楽天カードの支払いでポイントの2重取りができましたが、現在はできません(後述)。
WAON POINTカード開始後のイオンカードなどのポイントの貯まり方については、WAON POINTカードより、イオンカードの方がお得ですを、よろしければ、参照ください。
WAON POINTカードとクレジットカードの併用について
<重要な変更がありました>
2020年4月1日から、WAON POINTカードは、現金専用のポイントカードに変わりました。
これに伴い、WAON POINTカード(またはイオンカード)と他社のクレジットカード(楽天カードなど)のポイントの2重取りはできなくなりました。
2020年3月31日までは、WAON POINTカード(またはイオンカード)を提示し、楽天カードで支払うことで、ポイントの2重取りにより還元率が高くなり、主な特典も適用されました。
現在は、イオン店舗での楽天カードでの支払いで、楽天ポイントのみが貯まり、お客さま感謝デーの割引などの特典が受けられなくなりました。
イオン店舗でのイオンカード、楽天カードの還元率は、以下のとおりです。
- イオンカードで支払い・・・1.0%(イオン店舗ではポイント2倍のため)
- 楽天カードで支払い・・・1.0%(基本の還元率が適用)
楽天カードでは、イオン店舗の特典(後述)が受けられず、還元率もイオンカードと同じ1.0%です。
このため、イオン店舗で楽天カードを使うメリットは、特にありません。
(参考)
2020年3月までは、楽天カードで支払った方がお得な場合があり、場合に分けて紹介していました。
イオン店舗を頻繁に利用される方には、イオンカードの作成をおすすめします。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
イオンカードの特典(参考)
イオンカードのクレジット払いでは、イオン店舗で、以下の特典が受けられます。
- お客さま感謝デー(毎月20、30日)の5%OFF
- ありが10デー(毎月10日)のポイント5倍
- イオン店舗で、いつでもポイント2倍
- G.G感謝デー(毎月15日)の5%OFF(55歳以上の方限定)
- ボーナスポイント対象商品の購入でボーナスポイント付与
また、イオンカード公式アプリには、パスポート(割引券)などが配信されます。
パスポートのサンキューパスポートです
注)現在(2024年現在)は、郵送(上記の画像)ではなく、公式アプリで配信されます
パスポートについては、イオンカードの隠れた特典のパスポートについてを、よろしければ、参照ください。
上にあるレシートは、サンキューパスポートで5%OFFになった際のものです。
サンキューパスポートは、イオン店舗でのイオンカードの利用で配信されるため、パスポートを希望される方は、イオンカードでの支払いが必要になります。
不定期に配信されるイオンカードのクーポンです
注)現在(2024年現在)は、郵送(上記の画像)ではなく、公式アプリで配信されます
パスポートの他にも、不定期に発行されるクーポンや値引券などもあり、イオン店舗でイオンカードの利用があれば、イオンカード公式アプリで配信されると思われます。
最後に
主にイオン店舗での買い物において、楽天カードよりもイオンカードの方が、お得な場合について紹介しました。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ 楽天カード
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)より、特典の多いイオンカードセレクトも、おすすめです。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカードセレクト
イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いも、参考にしてください。
どちらのイオンカードもインターネットからの申し込み限定で、入会キャンペーン中です。
他の種類のイオンカードについても紹介しています。
イオンカード、楽天カードを利用中の方、これから作成される方の参考になれば幸いです。