国内1位の電子マネーWAONの年間利用金額が2兆円を超えました
<追記>
この記事は、2016年に書かれています。情報としては古いですが、参考になれば幸いです。
その後も、電子マネーのシェアに大きな変化はないと思われます。
<追記終わります>
イオンが、電子マネーWAONの年間利用金額が、2兆円を超えたと発表しました。
WAONカードです
WAONは、利用金額(決済金額)において、日本国内での順位が1位の電子マネーですが、国内の電子マネーとしては、初めて年間利用額が2兆円を上回ったことになります。
*2015年3月から2016年2月の1年間の利用金額になります。
私も、電子マネーWAONを、イオンカード(WAON一体型)で、利用しています。
利用中のイオンカード(WAON一体型)です
私は、主にイオン店舗でWAONを利用していますが、イオンの発表している数字をみると、イオン店舗以外でも、WAONの利用が拡大していることが分かります。
電子マネーWAONの歴史や現状、種類などについて、紹介します。
WAONを利用される方の参考になれば、幸いです。
電子マネーWAONとは
WAONの歴史と現状
WAONは、イオングループが2007年4月にサービスを開始した電子マネーです。
同じく2007年4月には、イオンと同業種のセブン&アイ・ホールディングスの電子マネーnanacoもスタートしています。
また、WAON開始の前月の2007年3月は、関東の私鉄、バスなどで利用できる電子マネー(IC乗車カード)のPASMOも始まっています。
WAONがスタートした時期は、電子マネーに、大手企業が一斉に参入した時期といえます。
その後、各社の電子マネーは、激しい競争を繰り広げていますが、WAONは、利用金額において、2位のnanacoを大きく引き離した地位を築いています。
*イオンが発表したWAONの利用金額でのシェアの試算です
イオンでは、電子マネー全体の利用金額のうち、41.2%をWAONが占めていると試算しています。
そして、2015年度のWAONの年間利用金額は、2兆592億円と発表しました。
また、2016年2月末の全ての種類のWAONの累計発行枚数は5,610万枚としています。
追記 WAONが共通ポイントに
2016年4月9日、イオンは、WAONを共通ポイントにすると発表しました。
WAON POINTカードです
電子マネーWAONに加えて、現金払いでもポイントが付与される「WAON POINTカード」が、2016年6月より開始されました。
「WAON POINTカード」の発表時のニュースなどを、「WAON POINTカード」の発行が決定(開始後の追記あり)で、紹介していますので、よろしければ、参照ください。
WAONの決済件数でのシェア(参考)
電子マネーのトップ3は、イオンのWAON、セブン&アイのnanaco、JR東日本のSuicaです。
なお、楽天Edyは、サービスの開始が早かったため、発行枚数ではトップですが、利用状況では、WAON、nanaco、Suicaに差をつけられています。
WAONは、決済金額では、セブン&アイのnanaco、JR東日本のSuicaを大きく引き離した1位になっています。
しかし、WAONの決済件数は、nanaco、Suicaよりも少なくなっています。
これは、WAONの1件あたりの利用(決済)金額が、nanaco、Suicaよりも大きいことを意味しています。
WAONが、イオン店舗(イオンモール)で、大きな金額の買い物に利用されることが多いことを反映しているといえます。
WAONの種類
WAONは、多くの種類が発行されています。主なものを紹介します。
WAONカード
2007年のWAONのサービス開始当初からあるカードです。
年齢制限がなく、WAONが利用できます。チャージ方法は現金のみで、年会費は無料ですが、発行時に発行手数料300円が必要です。
イオンカード(WAON一体型)
イオンカードとWAONが1枚になったイオンカード(WAON一体型)も、WAONのサービス開始当初から、発行されています。
イオンカードはクレジットカードのため、利用できる年齢は、18歳以上からになります。
※高校生の方は、卒業年度の1月1日以降であればお申込みいただけます
発行手数料、年会費は無料です。
チャージは、現金に加えて、クレジットカード払いでのチャージができます。また、WAONの残高が少なくなると、残高が自動で補充されるオートチャージも利用できます。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
イオンカードセレクト
WAONがスタートして2年後の2009年には、イオンカード(WAON一体型)に、イオン銀行のキャッシュカード機能を加えたイオンカードセレクトの発行が始まりました。
発行手数料、年会費は無料です。利用できる年齢は、18歳以上からになります。
※高校生の方は、卒業年度の1月1日以降であればお申込みいただけます
利用には、イオン銀行の口座開設が必要です。
イオンカード(WAON一体型)との違いについては、イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いで、紹介していますので、よろしければ、参照ください。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカードセレクト
イオン銀行キャッシュカード
イオン銀行キャッシュカード(イオンバンクカード)にも、WAONがついています。
なお、先ほど紹介したイオンカードセレクトは、イオン銀行キャッシュカードに、クレジットカード機能を加えたカードともいえます。
発行手数料、年会費は無料で、年齢制限もありません。オートチャージも利用できます。
モバイルWAON
WAONのサービス開始から約半年後の2007年11月に、モバイルWAONが利用できるようになりました。
アプリをダウンロードして、スマホなどの携帯端末でWAONが利用できます。
16歳以上から利用できます。発行手数料、年会費は無料です。
WAONのお得な利用方法
WAONのお得さを感じるためには、イオン店舗での買い物が一番だと思います。
WAONで支払うことにより、定価の10~20%OFFの割引になることがあります。
WAON付きイオンカードのメリットを店舗からレポートしますで、商品やレシートの写真付きで紹介していますので、よろしければ、参照ください。
追記 WAONポイントの貯まり方の変更
2016年6月より、WAON POINTカードの開始に伴い、ポイントの貯まり方などが、大きく変更されています。
電子マネーWAONの利用で貯まるポイントも、原則として、WAONポイントから、WAON POINTに変更されています。
イオンカード、電子マネーWAONカード、WAON POINTカードでのポイントの貯まり方について、WAON POINTカードより、イオンカードの方がお得ですで、紹介していますので、よろしければ、参照ください。
最後に
電子マネーWAONの年間利用金額が2兆円を超えたニュースなどを紹介しました。
イオン店舗でのWAONの利用は、お得な特典が多くあります。
私は、WAONと一体化したイオンカードを利用しています(年会費無料です)。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)より、特典の多いイオンカードセレクトも、おすすめです。
お申し込みは公式ホームページよりお願いします ⇒ イオンカードセレクト
イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いも、参考にしてください。
どちらのイオンカードもインターネットからの申し込み限定で、入会キャンペーン中です。
WAONを利用される方の参考になれば、幸いです。